わたがしライフ~知の合奏~

コミュニケーションの話をしたり、脳科学や東洋医学の話もしてみたり

モチベーションを捨てる瞬間

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こんばんは、かろりぃ(小野田)です。

今日、Suonaでモチベーションを
テーマに話した音声を配ったんですが、
ここではまた別の視点で書いてみようと思います。
(Suona→http://s.carory.com/suona/


テーマは、
【モチベーションを捨てる瞬間】

つい最近、Twitterで、
こんなことをツイートしたら好評でした。

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「楽しい」と思えることをやるのに
モチベーションは必要ないはず

そして、「楽しい」というのは、
「楽しい物事」があるわけじゃなくて、
それを「楽しんでる自分」がいるだけ

「楽しい」は形容詞だけど、
その奥には「楽しむ」という動詞がある
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今回は、
これよりもう1段階進んだ話です。


ゲームや漫画を読んだりするのに
モチベーションが必要ないように、
「楽しい」と思えることは自然にできる。

これとは別に、もう1つ、
モチベーションを必要としないことがあります。


なにか?


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「当たり前」だと思っていること
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朝起きて顔を洗う、歯を磨く。

これをやるのに
モチベーションって必要ないですよね。


どうして毎日歯磨きできるんですか?

なんて聞かれても、
「いや、どうしてって聞かれても・・・」
と答えに困るはずです。

だって、
それをやるのが当たり前だから。

 

LINEから毎日、
いろんな相談を受けていますが、


・どうしたら掃除できますか?
・どうしたら筋トレできますか?
・どうしたら異性に話しかけられますか?
・どうしたら勉強できますか?
・どうしたら誠実になれますか?

などなど、
「どうしたら○○できますか?」
という質問がとっても多いです。

 

「毎日本読んで勉強してます」
と言うと、
「どうしてそんなに勉強できるんですか?」
と、よく聞かれます。


いろいろ考えて、
こうしたらいいんじゃないかな、
という僕なりの答えを伝えますが、

根も葉もないことを言ってしまえば、
「毎日歯磨きするのと同じですよ」
という所に行き着くのです。


当たり前だと思ってるから、そもそも
「モチベーション」という感覚がないんですね。

 

「当たり前」というのは、
言い方を変えれば「自分の枠」のことです。

専門用語を使えば、
「コンフォートゾーン」のこと。

※コンフォートゾーン
→快適に感じる領域

 

「勉強する」というのが、
コンフォートゾーンになっている人は、
当たり前のように勉強します。

むしろ、勉強しないことに
違和感を感じるようになります。


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モチベーションが必要ないくらい、
自然にできるようになるには、
当たり前の基準を上げて
コンフォートゾーンを広げないといけないのです。
==================


当たり前の基準を上げるには?

 

これはもう、ある程度、
無理をしないといけないんだと思います。

ただ、この場合の「無理」は、
建設的な無理なのかなと。


ただただ、ひたすらに、

=================
莫大なエネルギーを使って
それが自分の中で当たり前になるまで
少しばかり無理してやり続ける。
=================


毎日3kmしか走ってないのに、
気が付けば42km走れるようになってる。

なんてことはないわけで、
毎日いつもよりエネルギーを使って
少しずつ距離を伸ばしていかないといけません。

 

「努力なんてしてません」と言う人は、
なにもやってないわけじゃなくて、
他の人からすれば「努力」になることが
「当たり前」になってるだけなのです。

だから、頑張ってるように見えないし
ゆる~りしてるように見えるんですね。

嫌味でもなんでもなく、本人は本当に
努力してるなんて思ってないのです。

 

=============
当たり前の基準を上げて
コンフォートゾーンを広げる
(快適に感じる領域)

そのためには、
少しばかりの無理が必要
(エネルギーを使う)
=============


「どうしたら○○できますか?」

の質問に言えることの大半は、
これしかないよな~と、
僕は思ってます。

 

ではでは!今回はこれで。
ありがとうございました(^^)

 

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